With AI(AI検索)の過去の会話履歴を開いたとき、当時と異なるチャート表示になっていることがあります。本記事では、その原因と対処方法を説明します。
結論:会話履歴では当時のチャート表示を保持できません
With AIの会話履歴は、検索トークン(クエリの定義)のみを保存しています。チャートの種類や表示設定は保存対象に含まれていません。
そのため、過去の会話を開き直すと、AIがその時点で最適と判断したチャート形式で再表示されるため、当時と異なる見た目になることがあります。
チャート表示が変わる要因
| 要因 | 説明 |
|---|---|
| データ量の変化 | データが追加・更新されたことで、AIが最適と判断するチャート種類が変わる |
| AIの再解釈 | 同じ検索トークンでも、AIが表示時に改めてチャート種類を選び直す |
| 期間の経過 | 「last month」などの相対期間指定は、開くタイミングによって対象期間が変わるため、データの形状が変化する |
会話履歴で保持されるもの・保持されないもの
| 項目 | 保持される? |
|---|---|
| 検索トークン(クエリの構造) | ○ |
| フィルタ条件 | ○ |
| 質問文のテキスト | ○ |
| チャートの種類(棒グラフ、折れ線等) | × |
| チャートの表示設定(色、軸等) | × |
| AIが生成した解説テキスト | × |
| その時点のデータ値 | × |
対処方法
当時のチャート表示を維持して後日確認をしたい場合
「保存」をしていただくことで、チャートの種類や表示設定が固定されて「検索結果」画面で確認が可能です。
- チャートが表示された状態で「保存」ボタンをクリック
- 「検索結果の保存」をクリック
保存した内容は「サイドメニュー>分析管理>-検索結果」より確認が可能です。
注意
Answerとして保存しても、データの値は保存時点で固定されません。開くたびに最新データで再集計されます。固定されるのは「チャートの種類と表示設定」です。
当時のデータ値も含めて残したい場合
チャートの見た目とデータ値の両方を当時のまま残したい場合は、以下の方法を使ってください。
| 方法 | 保持されるもの |
|---|---|
| ダウンロード(PNG) | チャートの見た目をそのまま画像として保存 |
| ダウンロード(XLSX/CSV) | その時点のデータ値をファイルとして保存 |
使い分けの目安
| やりたいこと | 推奨する方法 |
|---|---|
| 同じ分析を毎回同じチャート形式で見たい | Answerとして保存する |
| 報告資料に使うため当時の見た目を残したい | PNGでダウンロードする |
| 当時のデータ値を記録として残したい | XLSX/CSVでダウンロードする |
| 気軽に過去の質問を振り返りたいだけ | 会話履歴で確認する |
おすすめの運用
定期的に確認する分析は、「検索結果として保存」または「ライブボードにピン留め」しておくことを推奨します。会話履歴は「過去にどんな質問をしたか」を振り返るためのものとして活用してください。